中心重力による静水圧問題の妥当性確認
Issue #11
resolved
静水圧に関する妥当性確認を実施する
Comments (12)
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reporter ソルバー側に若干の改変が必要
pull request #42で修正済み。ビルド時にコンパイルスイッチ
CENTRAL_GRAVITY
をつけてやると重力が中心方向にかかる。 -
reporter 結果
水面の動揺が収まらない(運動量が保存されず増えている)→結果、水面動揺が回転運動に変換される(ブランコに乗っている人の屈伸と同じ理屈)→全体が高速回転し始める
という状況であることが分かった。調べたところ原因はGC法にある模様。
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reporter 解像度の問題と予想。
空間解像度を大きく(つまりCFL条件により時間解像度も大きく)して再計算中
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reporter というわけで、中心重力問題による静水圧の妥当性確認はできた、ということでこのタスクは完了。
GC法の問題は #15 で引き続きやる。
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中心重力問題、検索してもぱっと出てこないが、つまり名前の通り、重力(≠万有引力)を中心(ほとんどは原点)方向にした時の問題のこと。 この状態の時、液体は初期状態がなんであれ、自由表面は円形で中心に向かっての静水状態に収束する。
静水状態の検証試験をする時、多くの場合は水槽に入れるが、この場合、壁面という境界条件を扱わなければならず、流体ソルバー単体の検証には少し複雑過ぎる。 一方、中心重力問題では、壁面は必要がない。その代わり多くの場合(OpenMPSも含む)重力は座標軸に固定方向が前提とされているので、ソルバー側に若干の改変が必要。