Snippets
はじめに
みなさまこんにちは。気がつけはもう6日ですね! この投稿は Atlassian Advent Calendar 2016 の6日目の記事です。 昨年に引き続きの参加ですので、ふたたび Bitbucket Snippets を利用してみます :)
- 12/5の記事は、@kinzenさん の Confluenceのテーブル情報とアクセス解析 でした!
- 12/7の記事は、@ninuyama さんです。どうぞ宜しくお願いいたします!
平素は仕事でも個人でもGitのソースを扱う時はSourceTreeにお世話になっております。 おかげさまで、なかなかコマンドラインでのgitの操作を覚えられないのですが、なんとかやってこれています。わたしにとってはAtlassian製品シリーズとしては付き合いの長い製品です。
SourceTreeも進化してます!
では、クリスマスツリーじゃなくって(スミマセン)、SourceTreeのお話に。
個人的によく使う機能
あまりGitを使いこなせていないので恐縮なのですが、通常のコミットに加えてこちらをよく使っています。
- stash (とにかくGitになれてないうちはstashしまくっていました)
- rebase (分岐元を切り替えるほう)
- rebase -i (コミット入れ替えたりまとめたりするほう)
- Bitbucket / Github両方扱いたいときはほぼ
rebaseはGUIで実施できるので、まずは細かくコミット、あとから (リモートにpushする段階で) まとめる際によく利用しています。
rebaseのサンプル画像
rebase -i (対話的rebase)を実行すると、このような感じになります。
binary diffも見れますよ
さて、GitHubではバイナリファイル(画像)の場合は、Webからbefore/afterが確認できるので便利ですよね。
「そういえばSourceTreeのようなGit clientはどうなんだろう?」と思って手元のSourceTreeで確かめて見たところ、前後での比較のプレビューは表示されない...。 ちょっと気になって、Atlassian Answers を覗いてみたところ、やっぱりまだできないっぽい?
上記のトピックでは、「外部diff toolを使ったらどう?」というコメントがあったので、せっかくなので設定してみることにしました。
外部diff toolを使ってみる
選んだ外部diff toolは、IntelliJ IDEA です(^^;
そもそもIntelliJ自体、ちゃんとGitを始めリポジトリ操作用の機能を持っているので、「わざわざGitのためだけにSourceTreeを使う必要はないじゃないか!」と怒られてしまいそうですが、この点に関してはわたしはSourceTreeに慣れきってしまっているので譲れません...。 とりあえずどうやって設定するかをご紹介します。
設定方法:
- 「環境設定」から、「Diff」のタブを選ぶ
- 差分表示ツールで「カスタム」を選択
この例ではIntelliJ を設定しています。入力内容は以下の通り。
- コマンドにIntelliJのフルパスを指定
- /Applications/IntelliJ\ IDEA.app/Contents/MacOS/idea (わたしの場合)
- 引数にはローカルのコミット同士での差分、リモートとの差分が表示できるように以下のように設定
- diff $(cd $(dirname "$LOCAL") && pwd)/$(basename "$LOCAL") $(cd $(dirname "$REMOTE") && pwd)/$(basename "$REMOTE")
実際にやってみた際のキャプチャはこの通りです。
また、.gitconfigに書き出された設定は、このような感じになります。
# .gitconfig側
[difftool "sourcetree"]
cmd = /Applications/IntelliJ\\ IDEA.app/Contents/MacOS/idea diff $(cd $(dirname \"$LOCAL\") && pwd)/$(basename \"$LOCAL\") $(cd $(dirname \"$REMOTE\") && pwd)/$(basename \"$REMOTE\")
path =
いつのまにかside by side diffができるようになってた!
さて、「IntelliJで画像のdiffが見れるようになった!」と喜んでいたのですが、さぼっていたSourceTreeのバージョンを上げると... いつの間にか、ちゃんと差分表示されるようになっていました!
commit logのフォントを変えてみる
最近バージョンアップさせるまで気がつかなかったことの一つに、コミットログのフォントのカスタマイズがありました。 こちらも、せっかくですので変更してみました。
最近これまたよく使う、「うずらフォント」にしてみました。 ちょっと気分が和みますね。
まとめ
まだまだ色々あるのですが、まずはこれくらいで....
なんだかんだで、SouceTreeとは長いお付き合いなのですが、個人的にもSourceTreeはGitの普及にすごく貢献してるんだろうな...と思っています。 また、使い始めた当初からくらべても、日本語対応も進みましたし、動作も安定してきた感じがします。
本当に、感謝、感謝です!
ちなみに、SourceTreeの翻訳状況ですが、こちらから参照できます。
- https://www.transifex.com/atlassian/sourcetree-for-mac/ (Mac版)
- https://www.transifex.com/atlassian/sourcetree-for-windows/ (Windows版)
Windows版は100%, Mac版は96%くらいの状況です。 バージョンアップが頻繁なMac版のほうが、都度キーワードが追加されるためちょっとだけ未対応のものがあるようですね。
お礼を兼ねて、翻訳に協力できたらいいなと思っていますので、もし参加できる機会ができたら、またご報告したいと思います!
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