Nextシナリオ対応について
データの圧縮(事実上の暗号化)により対応不能となっていたCardWirthNext/WirthBuilderのシナリオですが、最近の更新でWirthBuilderに圧縮を行わないオプションがついたことを人から教えていただきました。確認してみたところ、たしかにそのオプションを外して保存するとデータの中身が見えるようになるようです。つまり、データ構造を調査する事が可能です。
対応形式を増やす事は単純にプレイヤーの利益になるため、徐々に対応を進めていこうかと考えています。
各機能についての検討
CardWirthNextは1.50に様々な機能を付け加えた形態をしています。メッセージ選択肢の左右分割やセルの手前表示のような単純に対応してよいものも多いですが、私の知る限りにおいて、次のような留意すべき機能や変更が存在します。
バックパック
ゲームバランスを変える変更です。全体のオプションで対応するよりは、Nextを一つのバリアントエンジンと考えてスキンに設定を追加したほうがよいでしょう。
バックパックが使えないスキンでバックパックを使用するイベントを実行した場合は、荷物袋で代用しようかと考えていますが、それで問題ないかは仕様をよく検討しないと分かりません。
素材のカードへの格納
これはまったく必要ありません。すでにCWPyはカードから参照されているファイルをカードと一緒に取り込むようになっています。カード画像と同じく、シナリオ変換時に外部化してしまえばよいでしょう。
1.50以前との互換性
これが最大の問題かもしれません。1.50で動くのにNextで動かないというシナリオが散見されるようです。
1.50とは単純にバージョンの前後関係が無いため、単純に1.50以前、以降という区切りで互換モードを動かすわけにはいかないかもしれません。どう対応するか検討が必要です。
未知の技術的な課題
圧縮は解除できるようになりましたが、他に何か対応できなくなるような問題があるかもしれません。
宿の変換
これは依然としてまったく不可能です。
Comments (5)
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Account Deleted -
reporter いえ、決着してないです。許可を得られるとも思っていません。
CWPyのスキン等は愛護協会から配布されているCardWirth本体付属のテキストにある「著作権/免責/転載に関して」の項の内容に基づいて配布していますが、Nextのテキストにはそのような内容が含まれていないようですね。確認不足でした。
法的には問題無いはずですが、道義的・心情的問題となるとそうばっさり判断してしまっていいものでもないですね(騒動になったりすると却ってユーザの不利益になりますし)。それまで作業を進めるべきではないでしょう。
ご指摘ありがとうございました。
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reporter - marked as minor
当面実現できないと思われるので優先度を下げる。
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自分は暗黒騎士さんのコメントの、NEXTの機能について、 バックパックや制限コンテントといったものは Pyで用意しなくても、NEXTシナリオを変換して、Pyで遊べるようにすることは可能なはずです。 という意見に同意しておきます。
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某所でこういった話がありましたが、これについてはすでに決着済みですか? つまりNextの開発者に許可は取ってあるんでしょうか?