追加案: JPDCによるシナリオ内のファイル保存

JPDCにはシナリオ内のファイルを撮影したデータで上書き保存する機能があります。

この機能には問題があります。

プレイしただけでシナリオの内容が変わる事をほとんどのプレイヤーは想定していないと思われます。
CAB圧縮されたシナリオでは保存に失敗します(一時展開先に保存され、その後削除される)。
ある宿で保存されたデータが他の宿にも影響してしまう(シナリオ本体が変更されるため)。

1.の問題への対応として、CWPyでは、撮影によるシナリオへのファイル保存は行わず、パーティごとに保存されるシナリオのプレイデータに一時データとして保存するようにしました。これはシナリオを遊び終えた時点で削除されますが、いずれにせよ2.に書いたように保存されたデータの維持は保証されていないので、無害化という意味では悪くない方法だと考えています。

次は、それをもう一段階推し進め、「シナリオ本体を変更せずに」「シナリオ内のファイルを上書きする」ことを考えなければなりません。というのも、シナリオ本体が変更されることを前提にしたシナリオが、具体名は出しませんが、私の知る限り2件あるからです。これらはいずれも以前シナリオに入ってきた冒険者の肖像を撮影してその後入ってきた別の冒険者に見せる事を意図しています(ちなみにCWで前回プレイしたのとは異なる宿でプレイすると、その宿には存在しないはずの元の宿のメンバーが見られます)。

これを解決するには次のようにするのがよいでしょう。

シナリオからカード等を持ち帰るのと同じように、JPDCの撮影データも宿へ持ち帰る
シナリオプレイ時、宿に撮影データがある場合はそれを優先して表示する
撮影データはデバッガで削除したり宿間転送を可能にする等、リソースとしてきちんと管理できるようにする

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