防御召喚獣の挙動が1.5エンジンと異なっている
Issue #365
resolved
3点の差異を見つけました。
≪無効な属性によるダメージを受けた際の反応≫
防御力補正がある召喚獣を付与したキャストにダメージ効果(or吸収効果)を当てた場合、無効な属性であっても召喚獣の耐久力が削れてしまうようです。
例えばシルフを付与した通常のPCに「魔力属性ダメージ×3」の内容の効果コンテントを当てると、シルフの耐久力が3減少してしまいます。
1.5エンジンでは無効な属性でのダメージに対しては防御召喚獣の耐久力は減らないようです。
≪単一効果コンテント内における召喚獣の耐久力減少と効力消失≫
例えば以下のように効果を設定した場合。
- 耐久力1の防御召喚獣召喚
- ダメージ
- ダメージ
- ・
- ・
- ・
1.5エンジンでは2. のダメージを軽減した時点で召喚獣の耐久力及び効力が消失し、3. 以降のダメージは軽減されません。
Pyエンジンでは召喚獣の効力が消えず、1. 以降に配置された全てのダメージが軽減されます。
≪コンテント内で召喚された防御召喚獣の耐久力減少≫
Pyエンジンでは単一効果コンテント内に「防御力補正がある召喚獣の付与」と「ダメージ」が混在する場合、効果の並び順とは関わりなく、ダメージ効果の回数分だけ召喚獣の耐久力が減ってしまうようです。
具体的には以下のように効果を設定した場合。
- ダメージ
- ダメージ
- ダメージ
- 耐久力3の防御召喚獣召喚
- ダメージ
この場合、4. の召喚獣の耐久力はゼロとなり、最終的には付与されません。
ただし処理自体は上から順に行われているようで、1. ~3. のダメージは軽減されず、5. のダメージは4. の召喚獣によって軽減されます。
1.5エンジンで同様の効果コンテントを使用すると、対象のキャストには耐久力2の防御召喚獣が付与されます。
Comments (4)
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repo owner -
reporter それぞれ確認しました。大丈夫みたいです。
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repo owner ご確認ありがとうございます。では、これで完了とさせていただきます。
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repo owner - changed status to resolved
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ありがとうございます。
最初の問題は単純にチェックが甘かったせいで(なお回避と抵抗の時点での判定に効果内容の属性は関係無いようです)、あとの2点はカードの防御効果の適用と消耗のタイミングの問題でした。これまでCWPyでは全ての効果を適用後にまとめて防御カードの消費を行っていましたが、これは効果を1件ずつ適用していく最中に行わなければならない事でした。考えてみれば当たり前です。
pull request #1416で仕様合わせ。最新のテスト版をお試しください。