変更案: カード速度の調節
issue #479より。
以下はCWPyのカード回転アニメのフレーム数です。
- +5 …… 1
- +4 …… 2
- +3 …… 3
- +2 …… 4
- +1 …… 6
- +0 …… 7
- -1 …… 8
- -2 …… 9
- -3 …… 10
- -4 …… 12
- -5 …… 13
この値は、設定値nを0~10として、(n+1)*1.2の計算を行って出しています。
この計算には問題があります。見ての通り、+1と+2でフレーム数が飛ぶからです。このせいで、+1では遅すぎるし+2では速すぎるという意見が出ています。
今のCWPyでは、設定ファイルにバージョンの概念がつき、バージョンアップの時に設定値を変更できるようになっています。それを前提にすると、この状態を改善できる可能性はあります。
数値のジャンプを無くすまたは軽減するためには色々な手が考えられますが、たぶん次のどれかを選択する事になるでしょう。
- 設定値を13段階にする。
- 計算式を(n+1)にする。-4と-5の値である12と13は切り捨てる。
- 最速と最遅を動かさずに中間を調節し、1,3,4,5,6,7,8,9,10,11,13となるようにする。
個人的には2.がいいんじゃないかと思っています。たぶん、最遅と最遅-1を常用している人はほぼいないのではないでしょうか。
1.は背景速度と段階数が異なる事になってしまいますし、背景速度の段階数を増やそうとするとさらに厄介な問題を引き起こします。3.は、最速+1を使っている人がいるかもしれません。
2.の抱える問題としては、フレーム数12と13が切り捨てられる事の他に、中央の値が6になるという事があります。これは、環境にもよりますが、たぶんCWの中央速度より若干速く感じられるはずです。
しかしこれは見方を変えれば問題ではないかもしれません。CWの初期カード速度は遅すぎると私は感じますし、そう感じない人は設定で調節できます。
Comments (8)
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reporter -
自分も2が良いと思います。 最遅と最遅-1は何か特殊な理由がないと使わないでしょう。 それも11で代替が効くと思う。 これを常用してたら1シナリオに何分かかるか分からない。 後、体感で言うとpyの中央値は他エンジンの中央値より遅く感じるので、むしろちょうど良くなるのでは。
それより一つ気になったのは、冒険の再開をしたとき他エンジンだとカード隠れる→PT表示→カードの表示なのだけど、pyだとカード隠れる→カードの表示→PT表示になってます。
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因みに自分の環境だとカードの表示はpy+1と1.50の中央値は同じくらいの速さに感じます。 ただ、PTの表示はpy+1の方が速い。 +2になると突然速くなって、1.50の+3よりずっと速く感じます。 ただ、PT表示の速度は同じくらいに見える。
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reporter 冒険の再開をしたとき他エンジンだとカード隠れる→PT表示→カードの表示なのだけど、pyだとカード隠れる→カードの表示→PT表示になってます。
このメニューカードの表示とパーティの表示の順序は冒険の再開の時だけ入れ替わっているみたいですね。たぶんCWPyと違って個別にカード表示処理が書いてあると思うのですが……。
シナリオに影響があるような挙動ではないのですが、合わせた方がいいでしょうか。ともあれ別問題として検討する必要があるかもしれません。
1.50のパーティの表示速度は階段状に変わっていますね。たぶんCWPyのカード速度と同じ問題を抱えているのでしょう。最速が1フレームである事と計算して端数を出してはいけない事を前提にすると解決が難しそうです。これもまた別の問題として検討する必要があるかもしれません。
何はともあれ2.の方式で実装を行ってみます。
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シナリオに影響があるような挙動ではないのですが、合わせた方がいいでしょうか。
どちらかと言えば合わせてほしいと思います。
1.50のパーティの表示速度は階段状に変わっていますね。
+1から+2でパコーンと速くなりますね。
これは合わせる必要はないでしょうけど。 -
reporter pull request #1800
2.を実装しました。設定値は、実際の速度がバージョンアップ前に合うように自動的に変更されます。そのため、前のバージョンと行き来すると+1より遅い設定値はどんどん遅くなっていくはずなので、その点にはご注意ください。
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reporter カードの表示順について、
#493を立てました。 -
reporter - changed status to resolved
解決しているので完了にします。
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この課題は
#441の実装よりは前に解決しておく必要があります。