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CardWirthPy Reboot / 0.12.2

CardWirthPy 0.12.2の紹介


CardWirthPy 0.12.2は、前回のリリース版であるバージョン0.12.1から、半年に渡る開発期間と四箇月に渡るテスト期間を経てリリースされた新しいバージョンです。

コードの寄贈や問題の報告、新機能のリクエストなどによって開発に協力してくださった方々に改めて感謝いたします。ありがとうございました。


0.12.1から0.12.2への変更点

CardWirthPy 0.12.1から0.12.2にかけて、およそ64件の機能追加、87件の仕様変更、百数十件のバグ修正が行われました。その中からいくつかの変更をご紹介します。

キャラクターやシナリオの選択がさらに容易に

冒険者の宿に大量のキャラクターがいたり、たくさんのシナリオがある時、狙った対象を選択しやすくなりました。整列機能の他、名前などで絞り込みを行うことで、任意のキャラクターやシナリオをすぐに見つけ出すことができます。

宿帳を開いてパーティを組もうとする時、近いレベルでバランスの取れたパーティがランダムに組まれる、自動編成機能も利用できるようになりました。

荷物袋にあるカードを使用する

荷物袋にあるアイテムカードや召喚獣カードを使用するのが簡単になりました。キャラクターの持ち札を選択する時に荷物袋カードが表示され、そこから荷物袋内のカードを選択できます。

キャラクターは選択されたカードを自動的に荷物袋から取り出し、使用した後、カードを移動できるようになった時点で荷物袋へ戻します。

シナリオやカードのブックマーク機能

シナリオやカードにブックマークをつけられるようになりました。

シナリオのブックマークを登録すると、そのシナリオをすぐに選択できるようになります。

カードにブックマーク(スター)をつけると、常に荷物袋やカード置場の一番上に表示されるようになります。

パーティメンバの順序変更

「パーティの解散」エリアでパーティメンバの順序を変更できるようになりました。

拡大機能の改善

0.12.1では、1.5倍等の端数の出るサイズに画面を拡大すると、画面描画で背景の位置が少しずれるなどの問題が出ましたが、拡大モードの設定方式を見直すことによって解消されました。

また、フルスクリーン表示中にも拡大設定が有効となり、各種ダイアログも画面サイズに合わせて表示されるようになりました。

デバッガの強化

シナリオ内のイベントを一覧表示し、任意のイベントを実行する機能がつきました。

エディタとの連携機能も追加され、CWXEditorを使用するよう設定することで、プレイ中のシナリオをエディタで開いた上、イベント中には実行中のイベントコンテントをエディタ上で選択することができるようになりました。

また、戦闘中に同行キャストが表示できるようになりました。エネミーカードと同じように任意の行動を選択させることができます。

パーティ編成の記録

パーティの編成を記録する機能がつきました。パーティを解散した時には自動的に記録され、所持金や所有カードも含め、いつでも再結成が可能になりました。

フォントの設定と装飾フォント

メッセージ、カード名、ダイアログの情報などを表示するフォントを任意に変更できるようになりました。また、CardWirthに似た装飾フォント機能が追加されました。CardWirthでは装飾フォントを使用すると色付き文字が分かりづらくなる問題がありましたが、CardWirthPy 0.12.2では解消されています。

  • メッセージでフォントの設定を有効にするには、スキンの設定で「メッセージでクラシックなフォントを使用する」をオフにする必要があります。
  • このスクリーンショットにはしねきゃぷしょんフォント(chiphead様作成)を使用しています。

宿の逆変換の強化

冒険者の宿の逆変換で対象エンジンバージョンが指定できるようになりました。また、カード表示速度などの設定が可能な限り反映されるようになりました。

これにより、CardWirthPyから他のエンジンへ移行がより手軽に行えるようになりました。

拠点間でのデータの転送

ある冒険者の宿のリソースを他の宿へ転送(コピー)できるようになりました。

LHA圧縮されたシナリオを直接再生

1990~2000年台のシナリオにはLHA圧縮されたものも多いため、LHA圧縮されたシナリオの直接再生に対応しました。次の点にご注意ください。

  • lh1などの非常に古い形式のLHAアーカイヴには対応できていません。そうしたシナリオは従来通り、他の解凍ソフトで展開してプレイしてください。
  • LHA圧縮されたシナリオを直接エディタで開くことは(CWXEditorでも)できません。

互換性機能の強化

互換動作の追加と互換性データベースの強化が図られ、1.28以降動作に問題が出た多くのシナリオが正常に動作するようになりました。

その他ユーザインタフェースの改良

数値選択で直接選択が行える、保存やカード使用の時のダイアログを表示するか設定可能、状態の残り時間や情報カードボタンの表示など、ユーザインタフェースに多くの細かな改良が行われています。

内部的な問題を改善

  • 連れ込みNPCのレベルが変化した時、体力がおかしくなってしまう問題を解消しました。
  • JPDCによるファイル保存先を一時フォルダにし、シナリオ本体には変更が加わらないようにしました。
  • エンジンが複数起動できるようになりました。ただし同一の宿を複数の起動で操作することはできません。

その他、機能追加・変更・バグ修正の完全なリストについてはChangeLog.txtをご覧ください。

なお、スクリーンショットに表示されているシナリオのリソースは、groupAsk様によって作成され、CardWirth愛護協会様によって配布されている「CardWirth ver1.50 Fullpack」に入っているものです(シナリオ「ゴブリンの洞窟」「交易都市リューン」「モンスター図鑑+」及びその他のリソース)。ReadMe_1st_Full.txt内の「● 著作権/免責/転載に関して」節の内容に基づいてスクリーンショット内に使用しております。

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