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CardWirthPy Reboot / ReleaseNote_3

CardWirthPy 3


CardWirthPy 3は、バージョン2.3に続くCardWirthPyの公式リリースです。

最新のシナリオ形式であるWsn.3に対応しており、タッチ操作への対応など、インタフェースを中心に機能の改善も進められています。

報告・提案・コードやデータの寄贈などで開発に参加して下さった方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。


バージョン2から3への変更点

以降で、このバージョンで追加された機能をいくつか紹介します。


タブレットモード

CardWirthは本質的にタッチ操作に向いたゲームですが、開発された時代が古いため、実際にタッチスクリーンで遊ぶと、いくつか困難が発生します。

  • CardWirthでは右クリック操作を頻繁に行いますが、タッチ操作での右クリック操作は手軽には行なえません。
  • Fnキー(F9緊急避難など)を押したければ、仮想キーボードを使う必要があります。
  • Enterキーを押し続けてメッセージ送りをするような操作が行なえません。
  • キーボード無しでは重なっているカードを選択できないなど、細かく見ていくと不可能な操作があります。

CardWirthPy 3では、設定を変更する事でこれらの問題を解決できます。

詳細設定を開き、「タブレットモード」のチェックを入れます。

「タッチ操作用のタイルを表示する」にチェックを入れると、キーボードを通じて行っていた操作が全てタッチによって行えるようになります。

「右フリックで右クリック相当の操作を行う」にチェックを入れると、

  1. 右クリックしたい位置でタッチする
  2. タッチしたまま指やペンを右へ動かす
  3. スクリーンから指やペンを離す

という、いわゆるフリック操作によって、右クリックと同じ操作を行えるようになります。

「一定時間タッチし続けた時は連打状態にする」にチェックを入れると、スクリーンに一定時間タッチし続ける事で、Enterキーを押し続けるのと同様の操作を行う事ができます。


CardWirthプレイヤーズガイド

CardWirth初心者向けに、基本的な操作とプレイの流れを説明したガイドを追加しました。

内容はWebブラウザで閲覧する事もできます。


カードの順序入れ替え

荷物袋やプレイヤーの所持カードの順番を入れ替える事ができるようになりました。

カード選択ダイアログでスターの編集ボタンを押すと、入れ替えボタンが表示されます。


プレイ時間の計測

シナリオのプレイ時間が計測され、デバッグ情報で確認できるようになりました。

また、デバッグ情報ダイアログの表示タイミングは、デバッグモードでのシナリオ終了後の強制表示からステータスバーのボタン押下時に変更されました。

デバッグ情報の表示はデフォルト設定でオフでしたが、この変更に伴って常にオンとなりました。


機能追加・変更・バグ修正の完全なリストについてはChangeLog.txtをご覧ください。


このページのスクリーンショットに表示されているカードや背景のリソースは、groupAsk様によって作成され、CardWirth愛護協会様によって配布されている「CardWirth ver1.50 Fullpack」に入っているものです(シナリオ「交易都市リューン」及びその他のリソース)。ReadMe_1st_Full.txt内の「● 著作権/免責/転載に関して」節の内容に基づいてスクリーンショット内に使用しております。

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