提案:「精神傾向」文言を、「性格傾向」に変更等

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ルンバ created an issue
  • 「精神」状態異常
  • 「精神」傾向
  • 身体能力の「精神」力
  • 技能使用数の「精神」力
  • 対効果属性の「精神」属性

現状CW界隈で用いられている、「精神」の文言に上記のようにシステム上の五重の意味があるので紛らわしく、思い返すと自分もカードワースをはじめた頃、システム理解の邪魔となっておりました。これはASK時代の文言初定のミスでしょうが、既にこれが普及しており5つに別の単語をアテるのは中々困難でもあります。せめてどこかだけでも混乱なく変えられないか考えたい所です。

「平和、好戦、内向、社交、臆病、勇敢、大胆、慎重、正直、狡猾」の総称の文言はワースビルダーの方では「精神的特徴」、xエディターの方では「精神傾向」となっており、エディターの仕様上からか、しばしばシナリオ上の文章においても「精神的特徴」か「精神傾向」のどちらかが利用されているケースが多い気がします。がCW1.5のヘルプ「キャラクターの能力値」を改めて見たらこれは「性格傾向」という文言になっておりました。そのように実ゲームとエディターで違う文言をアテてしまった旧弊が今に尾を引いている気がしますのでxエディターの「精神傾向」文言を、「性格傾向」に変更することを提案したいのです。シナリオ内の文言選択は各作者の自由ではありますが、エディターいじってシナリオを作るわけなのでエディターの文言に依るのは自然な事であり、これによりヘルプの方にわかりやすい「性格」という文言がありながら、紛らわしい「精神」の文言が普及している気がします。これは正された方がいいでしょう。

実ゲーム上のインターフェースにおいては(ヘルプ以外)登場しない文言なので、問題もないと思います。「性格傾向」のほうが実際の意味としてもふさわしいので旧来よりのユーザーにも混乱を招く事もないと思います。また既に「精神傾向」という文言を利用している店シナ等の適正説明においてもたとえば「精神傾向は好戦性」といったように好戦以下10の要素が後につく場合がほとんどなので、シナリオごとに「性格傾向」と「精神傾向」が混在していっても意味としては、問題なく伝わると思います。長い目で「性格傾向」利用シナリオの方が増えていくべきです。

普通のプレイヤーはエディターよりもまずヘルプを見るはずですし、理解すべき事が少なく無いこのゲームにおいて新規ユーザーにとっても非常に分かり易い変更と思います。実際のシナリオ上においての文言でどちらを選ぶかはシナリオ作者個々人の裁量次第でありますし、pyヘルプの方には『しばしば精神傾向とも呼称されており、多くのシナリオ上ではその文言で表記されています。』等の注意を添えてもいいかと思います。

あとは技能使用数の精神力を単にそのまま「技能使用数」と呼称してかまわない場合にはできるだけそのようにするべきなのかとも思います。実ゲーム上では味気無い文言なのが問題ではありましょうが、エディター上では変えられる所は変えたほうがわかりやすいかと思います。例えば魔法薬の効果モーションの種別は『技能-精神力回復』となっていますが『技能-使用数回復』に変えることは問題ないと思います。 アイコンにマウスを重ねるとフローする説明文も 「精神力回復 対象の特殊技能の使用回数を増加させます。」の現状から 「技能-使用数回復 対象の特殊技能の使用回数(精神力)を増加させます。」に変える、と。

たぶん元々『技能使用回数』(6文字)では長ったらしいので「精神力」にしたのかと思うのですが、『技能使用数』(5字)くらいなら妥協できる長さかと思います。『〇〇(カード名)の技能使用数』という風に文章中にでてきてもその意味は明瞭かと思います。 長年、技能使用回数は「精神力」と呼称されてきた気がしますが、これは、スキンによって別の単語が割り当てられる自由もありえるでしょうから、エディター上ではどのようなスキンであれ、間違い無い意味である「使用数」にしておくのが無難かとも思います。実ゲーム上でも公式の回復アイテムの魔法薬の説明文にも「精神力」という単語は入っていないですし。

得に「性格傾向」の方は1.5ヘルプもそうなのだから迷う必要は無い気がします。ご検討願います。

Comments (5)

  1. ルンバ reporter

    技能使用回数の方もワースビルダーのほうでは『精神力-回復』という文言はあるけれど、やはり1.5ヘルプの技能カードの説明ページには「使用回数」文言はあれど「精神力」文言は無いようです。

  2. k4nagatsuki repo owner

    私は別に構わないのですが、過去に盗賊をシーフと呼び替える事すら「混乱を招く」と抵抗を受けた事があります。

    いかに1.50のヘルプに書いてあるとしても、既存の文言の変更は簡単ではないと感じています。充分な賛成意見を集めるべきです。

  3. ルンバ reporter

    それではもう少し、説得材料を提示させていただきます。

    ワースビルダー以前では、キャストにおいて「精神的特徴」の「温厚、陽気、内気」となっている用語は、技能やアイテム、召喚獣においては「精神的要素」の「平和、社交、内向」となっています。「平和、好戦、内向、社交、臆病、勇敢、大胆、慎重、正直、狡猾」と10の傾向があるだけでも充分に複雑であり、その内の3種が二通りの呼称をされている状態で、これが実シナリオ上の用語にも反映されており、初心者の理解の妨げとなっております。

    ですが、xエディターにおいては「温厚、陽気、内気」の文言は不使用とされ、「平和、社交、内向」に一本化されており、それによる問題は無いようです。当然xエディター使用者は「温厚、陽気、内気」を用いにくい事となりシナリオ上での用語の混乱の沈静化にも貢献しているはずです。 このように、xエディターでは既に用語の整理はされております。同様に有益な用語の整理は行っていくべきだと思います。

    カードワースは既に20年が経過しており、今後も多年継続してゆくという前提の上で考えると、「性格傾向」への早期の統一が有益であるはずです。「精神的特徴」「精神的要素」「精神傾向」「性格傾向」と用語が乱立している中では最も実際の意味として、明快であり、また前述のように別に乱立している「精神」ともかぶらず、さらに旧来より実ゲームのへルプに載っていて、シナリオ制作まで至らない一般プレイヤーの基本用語であるからです。またエディター上の用語の変更であればシナリオ制作者の用語選択の自由は担保されます。

    技能使用回数を「精神力」と呼称するのを控えるのも、単に「使用回数」だけのほうが実際の意味として、明快であり、ヘルプとも同期しているから有益と考えますが、こちらは今まで「精神力」という文言を一切廃してしまうと混乱が予想されますので「精神力(使用回数)」という表記傾向から「使用回数(精神力)」という変更をすべきだという提案です。やはりこれも多重になっている「精神」文言とからんでおりまして、私個人の経験としては当初、ワインを飲んだら技能使用回数が少しだけ回復するものと(赤丸の微妙な色の変化でしかわからないCWの数値隠蔽仕様ゆえに気づかないまま)思い込んでおりました。わからないバカが問題なのではなく、整理可能な用語の不整理が問題だと私は考えます。

    私の課題が立て込んでおり、大変恐縮ですので、今後バグ報告以外はできるだけ控えるようにいたしますが、この課題に関しては皆様もこれからカードワースに触れる新人プレイヤーの立場になって判断していただければ幸いです。

    ただし、「性格傾向」問題と「使用回数」問題は別種ではありますので、当然、賛否はそれぞれ別に判断していただいてけっこうです。

    (細かく見れば他にも「勇猛」「勇敢」の文言問題もあります。ビルダーでは「精神的要素:勇猛」「性格的特徴:勇敢」「精神状態:勇敢状態」と二種の文言を用いているが混乱を招く用い形となっており、。ヘルプとxエディターは全て「勇猛」で統一で紛らわしさ以上の混乱は無いですが、これもやはり別種の意味なので、むしろ「勇敢」「勇猛」を性格傾向と精神状態のそれぞれをどちらかに呼称を割り振るのも考えられますが、ビルダーにしかないローカルな「勇敢」をエディターに持ち込み改変する必要があるのかという疑問もありましょうし、この文言のブレはさほど混乱の元になっている印象がありませんので、とりあえずここでは問いません。)

  4. k4nagatsuki repo owner

    文言の変更はcwxeditorだけで済むものではない事はご理解いただけているでしょうか?

    • 「悪魔の書」や「悪夢ぁの書」といったシナリオでは文言「精神的特徴」が使われています。
    • 私は2003年に作られたCWのキャラクターデータを表示する「パラメータ表示プログラム」を持っていますが、このソフトでの文言は「精神的特徴」ですし、おそらく他のソフトもそうでしょう。
    • "CardWirth" "精神的特徴"でGoogle検索を行うと213件あります。

    こうした状況で変更を許容する理屈があるとすれば、「『性格的特徴』と『精神的特徴』はほぼ同じ意味の言葉なのだから、変更する事は混乱を招かない/招きにくい」というものです(ちなみに私の「別に構わない」はそうした考えによるものです)。

    しかし、もしその理屈が成り立たないとしたら、もはやこれは「居合い斬り」の解説文のように、修正や変更をしたくても不可能なものと考えるしかありません。すでに「早期」は過ぎ去ってしまったという事です。

  5. ルンバ reporter

    居合斬りのようにカード解説文は「カード名と解説文の一致による所持判定のために変えられない」という場合もあるでしょうし、そうでない多くの場合も20年の歴史があり作者にも顧り見られないシナリオ群の方で修正が行き渡るはずもありませんが、この修正提案はこれまでの20年以上の今後の継続を見越して、混在は今後も続くが、その整理と混在の再生産を防ぐためです。また新しい文言を突然「新造」するのではなく一般プレイヤーの指針となるヘルプで旧来より用いられてきた用語を前面に据えるという「選択」による整理です。もちろん最初にも書いたとおり何かヘルプに注意を加える必要はあると思いますが。たとえば『シナリオによっては「精神的特徴」「精神的要素」「精神傾向」その他の文言で表記されている事もあります。』等をヘルプの性格傾向の解説文に付記するとします。(仮にエディターの文言を現状のままに据え置くとしてもせめてこのような付記はあったほうが良いと思います。もしヘルプの性格傾向の文言を逆に性格〇〇に変えるとしても)

    旧来の解説文の文言はカード所持分岐判定のために変更できない、というケースはあるでしょうが、ASKシナや、キーレ、アレトゥーザ、隠者の庵クラスの超老舗有名シナリオのスキル以外では、自作シナリオと自作店シナで同一作者が対応させているケースを除くとそれほど多くはないでしょうし、その点がなくとも放置される旧シナによる混在は今後も続くわけです。ただカード所持判定分岐で求められる「カード名と解説文の一致による」は、同名・同解説文カードの宿での置き換わり現象と裏表になっており、1.5以降エンジンを対象としたシナリオではスキル喪失、召喚獣・アイテム消去の効果が必要でなければ「(カード名=キーコード名としての)キーコード所持判定」の方が選ばれているでしょうし、カード自体を選択するコンテンツも検討されているようですので今後はそちらの利用も増えてゆく事も考えられます。

    (「同名・同解説文カードの宿での置き換わり現象」はエンジンがカードを勝手に書き換えてしまうわけであり、大げさにいうと著作権の侵害に関係しているので、今後のエンジンではカード名と解説文以外の確認要素の追加が欲しい所であり、著作権云々の大げさ話は無しにしてもそのほうがシナリオ制作の利便性は高まるので(個人的にはそちらが重要です…)そういう修正も提案したいですが、とりあえずここでは別件なので置いておきます)

    重複する点もあったかと思いますが以上も判断材料に加えて下さい。何か他に問題が思い浮かぶ方の具体的指摘があればまた考え直しますが。

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