提案:シーンビューや背景変更コンテンツでの、複数選択時の拡大縮小の改善

Issue #318 resolved
ルンバ created an issue

現在、複数選択時には各セルやカードごとに個別のバウンディングボックスが表示されますが
選択中の複数の最外辺で囲った大きな単一の区画をバウンディングボックスとし
その区画内での相対的な位置関係が維持されたまま全体を拡大縮小可能とします。
ここまでフォトショップ等の画像編集ソフトでの複数レイヤ―の拡大縮小と同じで、
セルはこの扱いで良いでしょう。

カードの場合には最大最小比率が決まっているので、選択中のいずれかのカードが限界サイズに達した時点で
『最小or最大サイズに達しました』的警告を出し、それよりのサイズ変更は不能とする、といった形でどうでしょうか。
(限界サイズのカードのみ警告後、選択から脱落するでも可)

現在の仕様ですと多数のパーツをまとめて比率を修正する際には全ての位置関係を手動で再調整が必要なので
たとえば『キューブズMAPダンジョンの背景に、現在位置表示の小MAPを追加したいので全てを縮小したい』
等のシナリオ全体に渡っての変更を行うには大変な労力が必要となり、大作程、後からそうした変更を行う事が困難となっています。またWSMの旧作をWSNの前面セルやカード等の新機能導入によるレイアウトの変更といったリメイクを行う際にも同様な問題がありえます。

オプションON/OFF選択でもいいですが、殆どの場合はこちらの方が便利かと思うので、デフォルトONで良いと個人的には思います。(旧来方式もごく限定的な状況では重宝するでしょうが)

Windows付属のペイントには無い機能なので難しいのかもしれませんが、可能でしたら検討願います。

Comments (9)

  1. k4nagatsuki repo owner

    ご提案ありがとうございます。

    『キューブズMAPダンジョンの背景に、現在位置表示の小MAPを追加したいので全てを縮小したい』

    こういう場面で比率による処理を行えると便利な事は分かりますが、実際のところそういう場面はどれくらいありますか? 私はシナリオをプレイしていてそういう画面を見た事がほとんどありません(一度も無いかもしれない)。

    理由を想像するに、CWでは背景セルの拡大・縮小でアンチエイリアスが効かないのがデフォルトであるため、変に縮小したイメージを置くと画面が汚くなってしまうといった事があるのではないかと思います。

    この仕様はピクセル単位で調節した厳密な配置の誘引になります。比率による処理は位置やサイズがアバウトになるので、この機能がCWのセル配置においてどの程度有効であるかは正直疑問です。

    カードの場合には最大最小比率が決まっているので、選択中のいずれかのカードが限界サイズに達した時点で
    『最小or最大サイズに達しました』的警告を出し、それよりのサイズ変更は不能とする、といった形でどうでしょうか。
    (限界サイズのカードのみ警告後、選択から脱落するでも可)

    これは使いづらいと思います。現状のまま、単に最大・最小サイズで拡大・縮小が止まるという形の方がよいでしょう。

  2. ルンバ reporter

    >実際のところそういう場面はどれくらいありますか? 私はシナリオをプレイしていてそういう画面を見た事がほとんどありません(一度も無いかもしれない)。

    現在の仕様ですと大変困難ですのでそのような例が乏しいかと思われますが可能になる事でシナリオ作者側のアイデアでどのようにも活用されえると思います。
    キューブスはほんの一例で「古き沼の大蛇」のような重なり合ったパーツで背景が構成されていればなんであれ応用が見込まれます。

    >変に縮小したイメージを置くと画面が汚くなってしまうといった事があるのではないかと思います。

    拡大率にもよるでしょうがそれはあるかもしれません。
    しかしシナリオ作者ほどにプレイヤーの多くがそれを気にしているかは別問題かと思います。

    ちょっと違う例ではありますが例えばPyにおいては鮮明な拡大画像が標準になっていますが、NEXTユーザーは不鮮明な拡大表示画面でも然程気にしていないのが実情でしょう。

    Pyの x2 x4 素材と従来素材の混在表示も大抵のプレイヤーはそんな物かと受け入れるとも思いますし。

    従って拡大縮小で画質が若干低下しても、それによりその他のゲーム内容の可能性が広がるなら充分なメリットかと思います。

    また素材の拡大縮小は強制されるものでなくシナリオ作者の裁量によって決まる事なので
    この新機能の有無がどうあれ画質低下を嫌う作者はそうしなければ良いだけでデメリットはありません。

    >これは使いづらいと思います。現状のまま、単に最大・最小サイズで拡大・縮小が止まるという形の方がよいでしょう。

    その仕様で結構です。

    オプションはデフォルトOFFで構いませんので、もし技術的に困難でなければ検討していただければ幸いです。

  3. k4nagatsuki repo owner

    単に操作性の問題なので困難というほどの事はありませんし、一度も見た記憶が無いという事は実際に実現しようとした人がほぼいなかったという事を意味しています。

    CWの数々のシナリオを見れば分かる事ですが、実現したい事は、それが可能であれば、どれほど操作が困難であろうと実現される傾向にあります。

    ですから、このような機能に需要があるかは私はかなり疑問に思っています。

    比率での操作はピクセル単位の精密な操作と両立しないという問題もあります(これはオプション化などで対処可能です)。

    しかしシナリオ作者ほどにプレイヤーの多くがそれを気にしているかは別問題かと思います。

    エディタを使うのはシナリオ作者ですから、ここではシナリオ作者の気持ちを問題にする必要があります。

  4. ルンバ reporter

    ちょっとセルの方の話題から外れますが

    バトル中の敵カード配置で、たとえばトードは小さく、ゴブリンは普通の大きさに、ミノタウロスは大きくという風にサイズを変えて配置する。こんな事は普通に行われていると思います。

    ここへさらに大きなティラノサウルスを投入したいがためにその他のカード全てを縮小する必要がある。
    その際に現状仕様と、この新仕様ではカード枚数が増えるほどに大きな労力の差が発生します。

    単にそれだけの事ですが、このような操作は非常にしばしば行われていると思います。
    私はそのような操作のたびに不便に思っています。

    数十(あるいは数百)単位の敵キャストを登場させるシナリオも存在し、そのようなケースではことさらに有益でしょう。

    それだけの理由でも実用性は高いと思いますがいかがでしょう。

  5. ルンバ reporter

    遺跡に咲く花のムカデのような複数カードの集合体で出来ているのをまとめて拡大縮小する際には特に役立ちそうですね。

  6. k4nagatsuki repo owner

    そういう事ならあってもよさそうです。オプションで実装してみます。

  7. k4nagatsuki repo owner

    pull request #562

    実装しました。今はデフォルトでオンにしてありますが、既存の動作を変更するオプションなので、苦情があったらデフォルトオフにします。

  8. ルンバ reporter

    確認しました。任意のカードを起点とする事ができるので単一バウンディングBOXよりも便利な印象で、かつ旧来のインターフェースと違和感もなくとても良好です。ありがとうございます。

    #318と併せてしばらく課題は残しておきます。

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