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Kompira Version 1.4.2 リリースノート

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 Kompira ver.1.4.2                                   2014/11/14
                        リリースノート

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Ver.1.4.2の新機能
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- ライブラリ型オブジェクトの追加
  新たにライブラリ型のオブジェクトが追加されました。Python で記述したプ
  ログラムを Kompira 上にライブラリ型オブジェクトとして登録することで、
  ジョブフローから、作成した Python の関数を直接呼び出すことが可能にな
  りました。

- ジョブフロー/スクリプトジョブの多重度
  ジョブフローとスクリプトジョブで、プロセスの実行多重度を指定できるよ
  うになりました。これによって、同時起動プロセス数の制限やジョブフロー
  での排他制御が簡単に実現できるようになりました。

- Wiki 記法に Markdown と Textile を追加
  Wiki 型オブジェクトの記法で、これまので Creole に加えて、Markdown と
  Textile 記法が選択できるようになりました。特に Textile 記法ではCSSを
  記述することができるので、Wiki 表示でテキストや背景の色づけが可能とな
  りました。

- for/pfor 構文で整数値による繰り返し指定に対応
  for/pfor ブロック構文において、繰り返しの値として整数値が指定できるよ
  うに拡張されました。

- fork における $RESULT 変数の設定
  fork ブロック終了時に、フォークしたプロセスのリストが $RESULT 変数に
  格納されるようになりました。

- 辞書や配列要素を削除するメソッドの追加
  辞書や配列オブジェクトに要素を削除するメソッド del_item が追加されま
  した。

- インストール時に作成される kompira ユーザーがログイン不可に
  インストーラで自動作成される kompmira ユーザーが従来とは異なりログイ
  ン不可となるように変更されました。

- バグ修正
  + setup_cluster.shのオプション--heartbeat-netaddr, --hostname-prefix
    を設定すると冗長構成が正しく稼働しない問題
  + Windowsノードに対してリモートコマンド実行するとメモリリークする問題
  + MailChannelで同じメールを重複受信する場合がある問題
  + 複数のジョブフローがタイムアウト付きでチャネル待ちを繰り返すとイベ
    ントのゴミが回収されない問題

その他の修正については、ChangeLogをご参照ください。


更新方法
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Ver.1.4.2 では、1.3.x 以前のバージョンとデータ形式が異なるためインストー
ラによるアップグレードはできません。以前のバージョンのデータを移行した
い場合、一度、manage.py の export_data コマンドを用いてデータをエクスポー
トした後、Kompira 1.4.2 を新規インストールし、import_data コマンドにて
インポートしなおしてください。

継続での利用にはライセンスファイルを登録する必要がございますので、ご注
意ください。ライセンスファイルはライセンス申請を行うことで取得可能です。

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