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Azuki / Home

※Laravel6LTSにはazuki3系、Laravel9LTSにはazuki4系が対応となります。

Azukiシステムとは

Laravel6をベースとして管理システムを構築するためのパッケージです
原則オープンソースとして公開しています。無料にて利用・改変していただいて問題ありません。

ただし、本システムを使用して発生した如何なる損害にも私の方は一切責任を負いません。
また、本システムを利用した場合、如何なる損害が発生しても損害賠償の請求を行わないことが使用上の条件になります。

デモサイト
スナップショット


インストール方法について

インストール手順は

となります。 その後、Azukiシステムを使った開発を行ってください。

Laravel6をインストールする

Laravel 6.x インストール を参考にLaravel6.xをインストールしてください。

なお、リンク先のインストール方法でインストールすると現状Version7系がインストールされます 6系をインストールするにはcomposerでバージョン指定をする必要があります。

$ composer create-project --prefer-dist laravel/laravel [ディレクトリ名] 6.x

本システムは7.x系には現在対応していません。 アプリケーションキーの設定は忘れずに行ってください。

publicディレクトリを変更したい場合は、[app\Providers\AppServiceProvider.php]の register メソッドにて

#!php

    public function register()
    {
        $publicPath = base_path() . '/html';
        $this->app->instance('path.public', $publicPath);
    }

($publicPathは設定したいpublicディレクトリのフルパスです) のように設定して変更することが可能です。

※Laravel初期ミドルウェアに関する注意 Laravel6では[app\Http\Kernel.php]にて [\Illuminate\Foundation\Http\Middleware\ConvertEmptyStringsToNull::class]というミドルウェアが登録されています

これは、ポスト値が空の場合にNULLに変更するミドルウェアです。 ただし、空文字をポストするとデータを空で登録したい場合に都合が悪くなります。そのような挙動が必要な場合はこのミドルウェアを無効に する必要があります。

Azukiシステムはこのミドルウェアを無効にしていることを前提としています 無効にするには[\Illuminate\Foundation\Http\Middleware\ConvertEmptyStringsToNull::class]をコメントアウトします。

将来的にこのミドルウェアが有効な状態に対応する可能性はあります。


Azukiパッケージをインストールする

laravelをインストールしたディレクトリで

$ composer require la-cuppe/azuki
を実行してください。開発バージョンを取得するにはdev-masterを引数の最後につけてください

Azukiパッケージの初期設定を行う

環境の確認

環境面にて以下が設定されていることが前提です

  • Web経由にてLaravel6のページに正しくアクセス出来ていること
  • 本システムで使用するDBが構築されていること
  • DBへの接続設定が.envにて出来ていること
  • .envにてメールに関する設定が出来ていること

ロケーションの設定 config/app.phpにて

#!php 
    'timezone'        => 'Asia/Tokyo',
    'locale'          => 'ja',

と設定を変更します。


初期設定

初期設定の基本的な手順は以下になります。

  • publicディレクトリにCSS・JSファイルを出力します。
  • DBのマイグレーションを行います。
  • SEEDにて初期データを投入します。
  • 日本語の言語ファイルを設定します。

CSS・JSファイルの出力

$ php artisan vendor:publish --provider="Azuki\ServiceProvider" --tag=public

を実行します。

マイグレーションの実行 まず初めにLaravelにて登録されているmigrationファイルを実行しないように削除または移動してください。 例)

$ mv database/migrations database/migrations_default
など。 その後 migration を実行します。
$ php artisan migrate

migrate に失敗した場合はエラーメッセージを元に調整してください。

SEEDによる初期データ投入

$ php artisan vendor:publish --provider="Azuki\ServiceProvider" --tag=seed
を実行します。

database/seeds に seeder ファイルが出力されます。 DirectorsTableSeeder.phpをエディタで開き、ユーザー名、パスワードを変更してください。

$ composer dump-autoload
を実行し、seederファイルを実行できるようにします。

$ php artisan db:seed --class=MasterDataSeeder
$ php artisan db:seed --class=DirectorsTableSeeder
を実行します。

エラーメッセージの日本語化

この時点ではエラーメッセージなどがの日本語化されていません。

$ php artisan vendor:publish --provider="Azuki\ServiceProvider" --tag=lang
を実行します。 resources/lang/vendor/azuki/jaディレクトリが出力されるので、このディレクトリを resources/lang/jaとして、コピーあるいは移動します。

以上でインストールが完了します。

http[s]://インストールしたドメイン/azuki にアクセスしてください。 そのページにてインストールから開発に関する解説を記載しています。

※上記azukiページを表示するには、la-cuppe/azuki-information のインストールが必要になります。

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