SleepConsole v0.1の感想
SleepConsole v0.1は私が読み上げてもらえたらと思っていた部分を確実に読んでくれて、操作も戸惑わずにでき、使用させていただけて本当に感動しました。ながとさんのソフトを作るために注がれた時間とエネルギーとお心遣いに大変感謝しています。良いところが満載で、ツイッターとの認証が完了した水曜日の午前中から手放せません!!
このソフトで私が特に感動したのは次の点です。
1.起動後の画面でどのようなコマンドが使えるのかが音声案内で確認でき、「help」や「about」などを入力すれば、次にどうしたら良いのかが確認できる手段があること。 自分でコマンドの文字を入力して操作できるので、たとえば音声の大きさ(volume)は確かに間違えずに設定変更ができているという実感がわきました。音声でも変更されたことが案内されたのでちゃんと確信が持てました。間違えても何をしても、必ず音声で結果を知らせてくれるので、いつもは新しいソフトを動かしてみる時には設定を必要以上におかしくしてしまわないようにととても慎重になるのですが、それからするとSleepConsoleでは間違えることが怖くありませんでした。安心して操作に失敗できることで、かえってちゃんとした操作を覚えて行けます コマンドの文字を覚えてしまえば希望の設定がちゃんとできるという確信を持てたこと、これは私にとってかなりの安心と喜びです。
2.ツイート読み上げ機能に「stream」があること リアルタイムに新着のツイートが読み上げられて、タイムラインに流れる時間のリアルさが感じられて、それが喜びでした。少しさかのぼってタイムラインの確認をしたい時にも「home + 空白 + 1 から 200 までの数字」のコマンドがあるのでその時々で読み上げてほしい内容をしていできるのが選べて良いと思いました。
3.Twitterとのアプリ連携認証で必要なピン番号の入力がクリップボードから自動で読み取ってもらえたこと 最初説明に書かれていた「PINコードをクリップボードにコピーアンドペーストすると、自動的にPINコードを読み取ってPIN認証します。」という部分を読んでも、これまでの経験からピンの入力場所をちゃんと探さないとという思いから離れられないままに作業していました。でも気づいたらコピーしたものを読み取ってくれていて「あれれ、もう認証終わっちゃったんだ!」となりました(笑)。
また、ながったーと両方使わせていただいて感じたこととして一番思ったのは「SleepConsoleは設定が自分で確かにできていると感じられるし、streamでの新着通知の読み上げができ、加えて発言者の名前も読んでくれるのでいいなあ」ということです。もちろんながったーの良い点もあって、それはタイムラインをさかのぼって確認したい時には起動すればすぐにそうしてくれることです。 と書いていますが、私がながったーの使い方をもっと把握できていたら詳細な感想を送れるのにというのが感想を送らせていただくうえで心苦しい点です。 たとえば、ながったー起動後にタブキーをどんどん押していくと出てくる、 rwhois,あーるふーいず;F#,fsharp;C#,csharp;・,;www,;www,;WWW,;WWW, という文字が書かれている部分や、その次にもう一度タブキーを押すと出てくる ##【】()()()[]・´`^^ω+-*=/ノ!:'… という記号類?が書かれている部分が何を行う時に使用するところなのかがまだわかっていないのです。その次には何も書かれていない部分もあるんだというのもわかっているのですが。 私のTwitterのツイートを見てくださった時にご存知かもしれないのですが、私は依然としてボリュームの数値変更と音声の種類の選択部分しかはっきりわかっていない状態で…。でもいずれちゃんとながったーとも仲良くならなくてはと思っています。私はよくソフトや電化製品などの使い方を覚えようとする時「○○と仲良くなる」と言います。教えていただけると幸いです。
最後に私の思った「こうだったらさらに使いやすくなるかも」ということを書かせていただきました。ソフト作成の知識がほとんどなく、使わせていただいている側の私がいうことですので「何をいってるんだ?」という部分があるかもしれませんが、少しの間お許しください。
1.コマンドの入力スペースからシフトキーとタブキーを同時に押して戻ると、そこにソフト内で使用できるコマンドが全部書かれている部分が出てくるようにする。 こうできたらと思ったのは、コマンドのスペルがなかなか覚えられない人にとっては、そのスペースにある文字をコピーしてコマンド入力に戻り貼り付ければ間違えずに目的のコマンドを実行できるようになるから便利なのではないかと思ったからです。 私もじつは恥ずかしながら「stream」がなかなか覚えられず書き間違うので「始めにお読みください」でstreamの文字をコピーして貼り付けるというかたちで実行してました。 書き間違えないためのもう一つの方法として、コマンド入力部分で日本語入力状態にし「すとりーむ」と入力し、変換候補の中から「stream」を見つけ実行するという方法もありますが、これだともしかしたらパソコン環境の違いがあると問題があるかもと思いました。 具体的にはパソコンに入っている文字変換ツール(辞書?IMEというのでしょうか)は人それぞれ違っているから、それができない環境の人もいるかもしれないと思って。それならSleepConsole内で正しい字をコピーできれば確実と考えました。いやあでも辞書でstreamが出ないということはないのでしょうか?どの文字変換でも出るなら心配しなくて良いのでしょうが、すみません。私にはちょっとわからなかったので書いてみました。 また、そのコピーする文字の入った部分は、 start about help today twitter volume home stream stream stop など、1行に一つずつコマンドが書かれていたら、1行ずつコピーしコマンド入力部分に貼り付けるという作業になるので簡単にできそうと思いました。
2.ツイート読み上げの音声の速さや種類を指定するコマンドを増やす すでにあって私が気づいていないのだったらすみません。「volume」のコマンドのようにスピードのコマンドもあったらと思いました。それとながったーでできる音声の種類の変更もできたらと思いました。
以上がSleepConsole v0.1を使わせていただいての私の感想です。先にも書きましたがSleepConsoleは操作がちゃんとできていることが読み上げで確認できるので、わかりやすく安心して覚えていけるソフトでとても良いです。手放せないソフトです。改めて作成してくださったながとさんに心から感謝します。これからも大切に使わせていただきます。ありがとうございます。 そして私の周囲の方にもこのソフトのことをお知らせさせてください。じつは私は今パソコンサポートを行っている会社でアルバイトをさせていただいていて、私のように視覚に障害のある方向けのパソコンや福祉機器の操作について説明書を作るというお仕事をしています。なのでSleepConsoleのように読み上げが心強いソフトのことは、ぜひ会社の方にお伝えして、必要としている方へお知らせできるようにさせていただきたいと思っています。よろしくお願いします。 なるべくまとめたつもりだったのですが、色々どうしてもお伝えしたくていっぱい書いてしまいました。これからもまた感想など送らせていただけたら嬉しいです。読んでいただいてありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
Comments (5)
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repo owner -
repo owner 残り
- 多少のスペルミスについては、正しいコマンドを提案して、それを実行するか聞く
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repo owner 次にやりたいこと
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ユーザー名やリスト名 を簡単に入力する方法
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ツイート読み上げのポーズ
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複数回ツイートを取得した時に読む順番を良くする
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取得した単位でのキャンセル
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stream APIの使い方の強化
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REST APIで読める量の増加
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コマンドやそのセットを保存して、同じ操作をすぐ出来るように
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repo owner DONE
- ツイート読み上げのポーズ
- fav を読めるように
- ツイートできるように
- 各種通知を受け取れるように
- REST APIで繰り返し取得するように
- ツイートに Fav, RT, Reply が出来るように
- history機能
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repo owner DONE
- yと入力されたものを消去する
- ツイート取得時の文章を直す
- mension, DM を読み上げられるように
- streaming apiで読めるものを増やす
- Log in to comment
ご感想、読ませていただきました。ながったー より SleepConsole の方がアクセシビリティが高いようなので、SleepConsole の方の機能を優先的に増やしたいと思います。具体的には、
音声のスピードを変更できるようにする
音声の種類を変更できるようにする
ツイートの読み上げで空ける間隔も指定できるようにする
ツイッターのリスト、アカウント、ハッシュタグ を遡って読み上げたり、新着を読み上げたり などでしょうか。
コマンド入力が大変のようですが、自分が思いつく方法としては、 コマンドの候補を順番に読み上げる機能をつけて
読み上げ中にEnterを押したら、読み上げられているコマンドが入力される
矢印キーなどで、次のコマンド、前のコマンド、の読み上げに移行できるようにする
多少のスペルミスについては、正しいコマンドを提案して、それを実行するか聞く
主に日本語ユーザーが使いそうなので、ローマ字やひらがなのコマンドも用意する
などでしょうか。
個人的に良さそうだなと思う機能は、現在はユーザーがコマンドを入力して、SleepConsoleが読み上げで応答して何かを実行するという形式だけですが、SleepConsoleの読み上げ中にも、ユーザーがコマンド入力をしたり、Enterキーや↑キーなどのキー入力によって操作できるといいと思っています。例えば、
helpでコマンドを順番に読み上げている時に、次のコマンドを読み上げる、前のコマンドを読み上げる、を矢印キーで出来るようにする
ツイートの読み上げでも、前のツイート、次のツイート、今のツイートをもう1回と指示できるようにする
今のツイートに対して、ふぁぼ、RT、返信、ブラウザで開く、などが出来るコンテキストを作る
などです。
SleepConsoleについて、どなたにでもご紹介いただければ、こちらとしても大変嬉しいです。 実はプログラムの中身であるソースコードも公開しています。 nvda は GPLv2 というライセンスでソースコードが公開されているようですが、SleepConsole は Apache LISENCE, version 2 というので公開しています。 https://bitbucket.org/nagat01/research/src/76fc6d713bd6481beb5ba87977e04071809ba622/SleepConsole/?at=master
ただ、プログラミングの方法が、英語で調べた最新のものを使っていて特殊なので、参考にならないかもしれないです。 こういうツールをどこかの会社や団体で作成されたら良い事だと思いますので応援しますが、自分の場合は、見ることに困難のある人と、そうでない人が共通で使えるツールというコンセプトなら、普通のフリーソフトとして、自然と作っていける、という方針でやっていこうと思います。